幻影

何の用もないのに

街へ出かける



理由は自分でもわからない

なくしたものが見つかる

そんな気がしているのかもしれない



出会いと別れで人が強くなるのなら

すれ違う人たちも

きっとみんな強いんだろう

僕はこんなにも弱いのに



街並みを懐かしむゆとりなんてない

ただ何かを探してる



交差点で立ち止まる

僕を追い越していく人たち



そうだ

僕が探していたもの




君の幻影




君の影





君を探していたんだ





もう戻ることのない君を




もう忘れよう

次の信号が赤に変わる前に

交差点を渡れたら

君の事を

忘れられる




そんな願いを込めて

僕は全力疾走した

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